フリーランスは自由な働き方が魅力ですが、その分仕事の探し方や、税金などさまざまな知識を身に付けておくことが必要です。
しかし、自分で情報収集するのは限界があり、時間もかかってしまいますよね。
そんなときに役立つのが、フリーランス向けに書かれた本です。
そこで本記事は、これからフリーランスを目指す人や、かけだしフリーランスにおすすめの本を20冊厳選して紹介していきます。
- これからフリーランスを目指す人におすすめの本3冊
- 税金や経理の基礎知識が得られるおすすめの本3冊
- クライアントとの契約時に役立つおすすめの本4冊
- NOと言えないあなたの気くばり交渉術
- 交渉力 結果が変わる伝え方・考え方
- わかる! 使える! 契約書の基本 「言った言わない」「話が違う」を未然に防ぐ!
- 24の事例から学ぶ 法律と現場のプロが教える Web制作「受注」契約時の現場トラブル回避術
- フリーランスのスキルを高めたい時におすすめの本4冊
- 起業・フリーランスのための「ブログ・SNS集客」のキホン
- いちばんやさしいWordPressの教本
- 沈黙のWebライティングーWebマーケッターボーンの激闘
- エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする
- 営業ノウハウが得られるおすすめの本4冊
- フリーランスを辞めたくなった時におすすめの本2冊
- まとめ
これからフリーランスを目指す人におすすめの本3冊
今まで企業などに勤めていた人がフリーランスを目指すとき、知っておかなければならないことがあります。例えば
- 会社退職後や独立後に必要な手続き
- フリーランスの仕事の取り方
などです。
まずは、フリーランスに関する基本的な知識が得られる本を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
フリーランス1年目の教科書
引用:Amazon
- 開業・独立したときに必要な手続きを知れる
- 法令、トラブルの対処法を具体的な相談例で解説
- 健康保険、年金、税金について詳しく知れる
現役フリーライターである著者が、会社員を辞めて独立開業を目指したい人に向けて書いた本です。
フリーランスが税理士・社会保険労務士の先生に悩み相談する、という内容構成になっているので、初心者フリーランスでも読みやすい仕様になっています。
開業に必要な役所の手続きや、事務関係に関することがひとまとめになっているので、持っておくと便利ですよ。
おすすめの人:フリーランスになるために必要な手続きが知りたい人
フリーランスのための一生仕事に困らない本
引用:Amazon
- 仕事の取り方を学べる
- SNSやブログなどさまざまな集客方法が学べる
フリーランスになると「どうやって仕事を取ればいいんだろうか?」「来年の今は仕事があるのだろうか?」などの悩みがつきまといます。
本書は、そのようなフリーランスの仕事に関しての悩みを解決してくれる本です。
口コミを見ると、フリーになる準備期間に本書を読んでいる人が多いのだとか!
税理士である著者が、これまでの経験をもとに、フリーランスなら身に付けて損はないノウハウを教えてくれます。
おすすめの人:仕事が途切れたときの考え方や対処法を知りたい人
夢、死ね!若者を殺す「自己実現」という嘘
引用:Amazon
- 地に足が着いた仕事論が学べる
- 働くことの現実を知れる
本書では夢や自己実現ではなく、お金を得るための活動、社会と接点を作るための活動といった「地に足が着いた仕事論」が学べます。
フリーランスには稼がなければ生きていけない現実が当然あるので、「働くことの意味」について知っておくために読んでおきたい本です。
おすすめの人:フリーランスとして働く厳しさも知ったうえで、独立したい人
税金や経理の基礎知識が得られるおすすめの本3冊
会社員の場合、税金や経理管理は会社側がしてくれますが、フリーランスになったら自分で管理をしなくてはなりません。
税金や経理の知識を知っておかないと、知らないうちに税金の面での負担が多くなり、結果的に損することも。
そこで、フリーランス向けに、税金や経理の基礎知識について書かれた本をピックアップしてみました。
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
引用:Amazon
- フリーランスの相談件数が豊富な税理士が書いた本
- フリーランスがぶつかりがちな税金の悩みを解決してくれる
- リアルなエピソード満載のコミック形式で読みやすい
難しい用語や数字が多くなりがちの税金の話が、コントのようなやり取りで笑って楽しく学べる一冊です。
税金や経費の仕組み、節税の方法、確定申告のやり方など、かけだしフリーランスが陥りやすい税金の悩みを一挙に解決してくれる本です。
めんどうな提出書類に関しては記入例付きでなので、本書があれば迷わず書き進められるでしょう。
おすすめの人:フリーランスの税金の仕組みや手続きについて知りたい人
フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
引用:Amazon
- 確定申告と節税について解説したロングセラー本
- 多数のイラストと四コマ漫画で読みやすい
- 税理士から講義を受ける内容構成で理解しやすい
本書は、「税金・社会保険」「青色申告」「消費税」「将来の法人化」など、フリーランスが疑問に感じやすい箇所を中心に書かれた一冊です。
漫才のように解説してくれるので、楽しく学べる内容となっています。
発売日は2005年ですが、内容は定期的に更新されています。会社法や減価償却制度・税率の変更といった最新の改正にも対応しています。
おすすめの人:フリーランスの節税対策と確定申告について詳しく知りたい人
経費で落ちるレシート・落ちないレシート
引用:Amazon
- 経費に関する基礎知識を学べる
- 経費の落とし方のコツや節税方法が学べる
- 会話形式の内容で分かりやすい
「何が経費になるのか、何が経費にならないのか?」という判断はフリーランスにとって難しいもの。
本書は基準が分かりにくい経費について、具体的なケースを交えて、丁寧に解説している一冊です。
フリーライターと税理士のキャッチーな会話形式で、気になる疑問がどんどん紐解かれる内容となっています。
おすすめの人:経費の基礎知識が知りたい人、節税のコツが知りたい人
クライアントとの契約時に役立つおすすめの本4冊
フリーランスになると、個人で様々なクライアント企業と交渉したうえで契約を交わします。
そのため、交渉は報酬額を決めるのにとても重要な役割を果たします。
ここではスムーズな交渉術について学べる本をピックアップしてみました。できるだけ単価を上げたい人は読んでみてください。
NOと言えないあなたの気くばり交渉術
引用:Amazon
- 交渉の仕組みと感情の動きを知れる
- お互いが満足する交渉を身に着けられる
- 交渉テクニックがストーリーや事例を通して学べる
かけだしフリーランスには「とにかく交渉が苦手。失敗すると自分だけ損しそう」と感じる人も多いでしょう。
交渉で大事なのは「相手への気くばり」と本書では言っています。
自分は気が弱いから、相手に悪いからと交渉を避ける人がいますが、そんな人こそ「気くばりを活かした交渉術」を身に付けてみてはどうでしょうか?
おすすめの人:単価交渉や契約交渉で失敗しないコツを知りたい人
交渉力 結果が変わる伝え方・考え方
引用:Amazon
- 橋本徹の30年の集大成と言われる本
- 年上の部下たちを動かした大阪の改革の詳細が知れる
- フリーランスも応用できる「交渉思考」の極意が掲載
弁護士でもある橋下徹・元大阪市長が書いた交渉術の本です。
何か目標がある場合は、『相手を説得して対立意見をまとめていく「交渉力」の有無が結果を左右する』と本書では言っています。
どうしても譲れない交渉の前、覚悟を決めたいときに読んでおきたい一冊です。
おすすめの人:人を動かせるような説得力のある交渉力を身に着けたい人
わかる! 使える! 契約書の基本 「言った言わない」「話が違う」を未然に防ぐ!
引用:Amazon
- 契約書全般について詳しく知れる
- 契約書の作成に役立つ基本書式が付属
業務委託で働くフリーランスにとって、契約書は欠かせません。本書は契約書の基本的な部分を分かりやすくまとめた一冊です。
法律知識に乏しいフリーランスでもしっかり理解できるよう、言葉を選んで書かれています。
手元に置いておき、新たに契約を結ぶ際は一度読み直してみると良いでしょう。
おすすめの人:契約書の読み方を知っておきたい人
24の事例から学ぶ 法律と現場のプロが教える Web制作「受注」契約時の現場トラブル回避術
引用:Amazon
- Web制作現場特有のトラブル解決法が学べる
- WebディレクターとIT企業の法律問題専門の弁護士が執筆
フリーランスとしてWeb制作に関わる人は必読の一冊です。
報酬の払い渋りや急なデザイン変更など、頻度の高いトラブル別に問題の対応ノウハウと法的アドバイスがまとめられています。
おすすめの人:Web制作現場にありがちなトラブル解決法が知りたい人
フリーランスのスキルを高めたい時におすすめの本4冊
フリーランスとして仕事を受け続けるには、常にスキルを高めて自分ができることを増やしておく必要があります。
そこで、フリーランスとしての力を付けて、スキルアップできる本をピックアップしてみました。
読んですぐ実践できるテクニック満載のものばかりですので、ぜひ手に取ってみてください。
起業・フリーランスのための「ブログ・SNS集客」のキホン
引用:Amazon
- 起業家やフリーランスのためのWEB集客の基本を学べる
- 自分にあった販促方法が見つかる
- WEB集客ツールの具体策、情報発信の文章術などが掲載
今の時代、フリーランスはネットを使ったマーケティングスキルがより大事になってきました。
Web集客にはホームページ、ブログ、SNSなど様々なツールがありますが、本書ではどのツールをどう使えば自分に合った販促ができるのかを教えてくれます。
ツール別の具体策、情報発信に向く文章の書き方など、フリーランスにとって興味深い内容が満載です。
おすすめの人:Web集客のやり方が知りたい人、人脈を広げたい人
いちばんやさしいWordPressの教本
引用:Amazon
- HTML、CSS、PHPの知識がなくても本格的なWebサイトが作れる
- 実践的なコツを織り交ぜて丁寧に解説されている
本書はWordPressの初心者でも、自分のWebサイトを作って何かしらのビジネスに活かしたい人におすすめな本です。
本書の手順に従うだけで、WordPressテーマ「Lightning」を使ったWebサイトが完成できます。
本書を参考に、スキルや実績をアピールする目的で個人ブログを立ち上げるのもアリでしょう。
おすすめの人:専門知識はないけど自分のホームページを作りたい人
沈黙のWebライティングーWebマーケッターボーンの激闘
引用:Amazon
- SEOを意識したライティング手法が学べる
- 商品を選んでもらえるための文章の書き方が学べる
- 漫画で書かれたストーリー仕立てで読みやすい
本書は、Webで成果を上げるための文章の書き方がまとめられた、ライター向けの実用入門書です。
SEOを意識したコンテンツを作るカギ、わかりやすい文章を書くためのポイント、オウンドメディアに必要なSEO思考などについても書かれています。
ストーリー仕立てでさまざまなノウハウが語られていますが、それをより深く具体的に掘り下げた実践的な内容も掲載されています。
おすすめの人:これからSEOライティングを学びたいと思っている人
エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする
引用:Amazon
- 限られた時間で成果をアップするための思考が学べる
- 全米ベストセラー
色んなことに手を出し過ぎて、成果を出せない人は結構いるかと思います。そのような空回りを解消できるのがエッセンシャル思考です。
本書では、やるべきことを計画的に減らすことで、質の高い仕事をすることができる方法論が書いてあります。
フリーランスで成功するには時間管理は欠かせません。本書はそのやり方や考え方を指南してくれるでしょう。
おすすめの人:タイムマネジメントのやり方を知りたい人、成果を出したい人
営業ノウハウが得られるおすすめの本4冊
たとえ高いスキルを持っていたとしても、営業や人とのコミュニケーションが上手くいかなければ、できる仕事は限られてしまいます。
そこで、フリーランスが営業ノウハウを習得できる本をピックアップしてみました。
仕事を増やすコツを知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
1分で話せ
引用:Amazon
- 年間300人以上を指導しているプレゼンのプロが書いた本
- 1分で話すコツが学べる
- 独自のメソッドが学べる
人前に立って話をしたり、端的に物事を伝えたりするのが苦手な人は結構いるかと思います。
ヤフーの企業内大学の学長でもある筆者は、「1分で話せないような長話は相手に伝わらない」という考えの持ち主。
本書には、1分で相手にその気になってもらうコツが書かれているので、営業先に自分のスキルやサービスを売り込みたいときなどに参考になります。
おすすめの人:仕事を増やしたい人、短く的確に物事を伝えたい人
雑談力が上がる話し方
引用:Amazon
- 50万部超えのベストセラー
- 雑談力を身に付けるコツが掲載
- すぐに使える50のアイデア
営業する以前に、初対面や知らない人だと、どう対応していいか困ってしまう人におすすめの本です。
本書では「雑談」とは「会話を利用して場の空気を生み出す技術のこと」と言っています。
雑談力を身に着けることは、初めて会うクライアントとの信頼関係を作る土台としても役立ってくれるはずです。
おすすめの人:クライアントと良い関係を構築したい人
仕事が取れるすごい名刺交換5つの鉄則
引用:Amazon
- 心に刺さる自己紹介が学べる
- 自分を印象づける名刺交換術が学べる
- 仕事が取りやすくなる名刺作りのコツが学べる
筆者の福田さんは半年に3000人との名刺交換の経験があり、それをきっかけに数々の仕事を手にしたそうです。
本書では、「この人に仕事を頼みたい」と思わせる名刺の作り方や、相手に刺さる自己紹介の名について書かれています。
また、今使っている名刺にひと手間加える工夫についても触れているので、名刺デザインを変えたくなったときにも便利でしょう。
おすすめの人:自分の価値をアピールできる名刺について知りたい人
「聞き上手」さんの習慣
引用:Amazon
- 筆者は20年以上プロのインタビュアー
- 質問・情報集めの基本やノウハウが載っている
本書は話の聞き方についてまとめられた一冊です。
タレントやスポーツ選手などの著名人をインタビューし、現場で学んだ実体験が書かれいるので、取材を仕事にしたいライターの人にもおすすめできる本です。
相槌の打ち方などのテクニックも掲載されているので、話の引き出し方のコツを知りたいときに参考になるでしょう。
おすすめの人:正しい聞き方を知って話の本質を引き出したい人、人脈を広げたい人
フリーランスを辞めたくなった時におすすめの本2冊
フリーランスとして仕事をしていると、上手くいかずに辞めてしまいたくなることも出てくるでしょう。
そこでフリーランスが稼ぎ続ける方法や、勝負哲学について書いてある本を紹介します。
フリーランスを続けるべきか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法
引用:Amazon
- フリーランスとして稼ぎ続けられる法則が掲載
- 仕事が途切れないフリーランスの3つのタイプが分かる
- 営業せずに売れる流れを作る方法が分かる
フリーランスは自由な反面、不安定な収入や社会保障、仕事がなくなる不安、社会保障などが原因で、辞めたくなってしまう人もいます。
本書を読むと、フリーランスでいながら、安定した生活を続けるための行動指針を知ることができます。
フリーランスとして、年収1,000万円の収入を確保してきた筆者の「稼ぐコツ」が満載の一冊です。
おすすめの人:フリーランスでも生活を安定する方法が知りたい人
勝ち続ける意志力
引用:Amazon
- 世界一のプロゲーマーから学べる勝負哲学
- ゲームの世界のみならず社会を強く生き抜くための指針が学べる
本書ではゲームファンから「神」と崇められていて、「世界一長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」である梅原大吾さんの勝負哲学が書かれています。
たかがゲームと思われるかもしれませんが、「どうやれば自分は向上できるのか?」「楽な勝ち方していては勝てなくなる」など、梅原さんが実践してきた哲学が書いてあります。
その哲学は、ゲームのみならず社会を強く生き抜くための指針となってくれるでしょう。
おすすめの人:フリーランスとして生きる自信がなくなってしまった人
まとめ
ということで、これまでフリーランスにおすすめな本を紹介してきました。
フリーランスは自分で仕事を取りに行く、税金など様々な知識を身に着けておく必要があります。
そのため、これらの方法や知識が分からなくて困っている人は、上記で紹介した本をぜひ参考にしてみてください!
